2013年11月06日

人生において大切にしたい3つのこと〜本編〜

すっかり肌寒くなりましたが、
仕事帰りにクールダウンするにも
景色を見に行くにもいい季節になりましたね。

秋と冬が大好きなnaoです。
鍋がおいしいので大好きな季節ですww


さて、10月のテーマについて
前回は何故このテーマを設定したのか
「キャリアアンカー」理論を紹介しつつお話しました。


月マタギになってしまいましたが、
今回は私自身の「キャリアアンカー」をお話したいと思います。



■人生において大切にしたい3つのこと
@「奉仕と貢献」
A「生活と仕事の調和」
B「純粋な挑戦」


私のアンカーは以上の3つですが、それぞれの定義をもとにお話します。



@「奉仕と貢献」:ヒト領域で仕事をし、人と社会に貢献したい

学生時代から人の職業観、つまり、人が働くために描くビジョンや、
モチベーションの源泉、その考えのもととなる価値観、
その形成プロセスなど、その人の人生そのものを知ることが好きでした。

そのフォローやキャリアのスタートを切る採用に関わる仕事をしたい、と
現在の会社に入りました。

人がどのような意志を持って行動していくか、
社会はその集合体で形成されていいくことを歴史を通して学んできましたが、
思春期や学生時代など人の思考が形作られて行く時期に学んでいたことが
大きく影響していると思います。

キャリアに関する理論、労働市場の動向や事業については
どれだけ時間を割いても苦になりません。


就活中、金融機関にも 内定していましたが、
恐らくどの会社に入っても同じように
ヒトの領域で仕事に就けるように行動していたと思います。


組織の中で生きる、組織を作る、双方の視点をもって
働く人の働き方や組織の組織としてあり方や運営に寄与し、
社会的な価値を作っていきたいと考えています。



A「生活と仕事の調和」:ワークライフインテグレーションの実現

数年前、日本IBMが提唱して有名になった
「ワークライフインテグレーション」という働き方があります。

仕事と家庭や私生活にあえて区切りを作らず、
家族との夕食のあとは自宅で仕事をするなど、
スイッチを切り替えるライフスタイルです。

私自身、それを実践できているとは言えないまでも、
仕事も家庭も私の人生の一部であり、
「両立」を基本とする対立概念ではないと考えています。


私は幸運にも同じ会社の中で3つの事業に関わり
それぞれの事業部で異なる仕事に携わることができました。


その中で平日は夜中の3時まで仕事をしたり、
土日も会社に行ったり、かなりハードに働いた時期がありました。


「仕事しかやってないじゃないか」と思われるかもしれませんが、
実はそうでもないのです。

東京都内に住んでいた当時、相方とは半同棲のように暮らしていたために
互いの家を行き来して一緒に夕食を作ったり、
かるくお酒を飲みながら話をしたあとに仕事をして寝るという生活のスタイルでした。


今、同じことをできるかと言われれば体力的に真似できないですw

しかし、私生活の比率こそ上げるべきでしょうが、
このライフルタイル自体が理想の形に思えます。

もちろん、その前提条件として、自分が好きな仕事、
やるだけの価値がある仕事に就いていることが重要ですが・・・



B「純粋な挑戦」:「金」と「鉄」のバランス

好きか否かも方向性を決める上で必要なことですが、
たとえ嫌なことであろうとも、社会的に価値が高いことはあるはずです。

そこに人の人間性や能力の向上を図る大きな機会があるはずだと
捉えて仕事をしてきました。

そうすることで自分の情熱の源泉や、
逆に金を積まれてもやりたくないことが見えてくると。


そして、人間性を磨くことはすべての能力を磨く上で最も重要だと思っています。



『人の才能は、文明らかにして、聖の教を知れるを第一とす。
 次には、手書く事、むねとする事はなくとも、
 これを習ふべし。学問に便りあらんためなり』
                       吉田兼好


14世紀前半、鎌倉時代末期の頃に書かれた随筆『徒然草』の一節です。

直訳すれば…
「人間の能力とは、 典籍(古典・文章)に精通していること、
 四書五経を知悉していることを第一とする。
 手蹟(書道)は、これを専門とするので無くとも習っておくことに越したことはない。
 それは、学問をする便宜上必要なためである」と、いったところでしょうか。

「四書五経」とは、「論語」をはじめとした9つの書のことで
封建社会ではリーダー層育成に欠かすことのできない
東洋哲学の教科書ともいうべきものです。

すでに600年以上、昔のエッセイ集に
「これ読んでねぇリーダーとかマジでありえねぇから」と書かれてたわけです。

実際に明治維新後のリーダーとなった人物たちもこの四書五経で教育を受けていました。

しかし、『徒然草』にはこの明治のリーダーたちが
四書五経と同じく大切にしたであろうこんな一節も書かれています。


 「この外の事ども、多能は君子の恥づる処なり。
 詩歌に巧みに、糸竹に妙なるは幽玄の道、君臣これを重くすといへども、
 今の世には、これをもちて世を治むる事、漸くおろかになるに似たり。
 金(こがね)はすぐれたれども、鉄(くろがね)の益多きに及かざるが如し」


訳)「多才は君子の恥とする事である。
  詩歌が巧みで、楽器を奏でるのは幽玄の道でだが、君臣がこれらを重視しても、
  今の世の中を幽玄さや優雅さで国を治める事など出来ない。
  金(教養・風雅)は美しいが、鉄(実務技能・スキル)の生み出す有益さには及ばない」


歴史や文学、詩歌といった教養を学ぶことで、
人の心理や価値の真善美を判断できる基準を作り上げ、
人や外部の刺激に寄らずとも行動の源泉となる
意志を作り出すことができる能力を育てることは重要ですが、
それと同じくらいに物事を作り出し、
使いこなすための技能も必要だと説かれてるわけです。


私は、この『徒然草』の一節と同じように
人間性をOSと見立てれば、スキルをアプリとして、「能力」と定義し、
そのバランスを考えて自己研さんすることを「挑戦」と定義しています。
どちらも疎かにすべきものではありません。


転職相談においても
「どんな資格が有利でしょうか?たくさんとっておけばいいですか?」と
質問を受けることがあります。

たしかに資格がなければできない仕事もあります。
しかし、「一緒に働きたい人」と思われる人をあなたは資格で判断できますか?


ビジネススキルも同じです。
どんなにプレゼンがうまかろうと、伝えることを生み出せない人や
伝える人に好かれない人は、正当に評価してもらえず、
能力を活かす場を与えられません。

誰の立場からしても不幸な状態ですよね。
成果を出すことはとても重要ですが、
成果を出すために必要なことを揃える・整えることもまた大切です。


この成長度合いを判断するにも目上の方からの指導の他に、
共に学ぶ仲間との「共磨」が重要になります。


なかなか難しいことですが、周囲で支えてくださる方々に
価値発揮できる社会人になりたい。

そして、いつか自分にも子供ができたときに、
子供にも尊敬してもらえるような一人の人間になりたいなぁというのが素直な気持ちです。

自分にとっての「豊かな人生」とは何か。
その豊かさを如何に作るかを考えるときに自分のことを知ることは、一歩目です。


是非皆さんも秋の夜長にご自身のアンカーが何か考えてみてください。

 


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■今回の学び
 前に進むには自分を知りて一歩目


■明日への一歩
 自分らしく、自分に挑戦し、人の役に立てるように
 目の前のことに成果を出していく。


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2013年10月20日

「人生において大切にしたい3つのこと」

年末に向けてか、仕事はすでに目も回るような忙しさです。
naoです。

こめさんに、先を越されて書かれてしまいましたが、
10月のテーマは「人生において大切にしたい3つのこと」です。

忙しいときだからこそ忘れないようにしたいですね。

今日はなぜこのテーマを選んだのか書いてみようと思います。


わたしはよくこのブログの運営メンバーと一緒に
キャリアについて話したりします。


私自身、今年30代を迎えて人生の転機にあり、
日々自問自答を繰り返してます。

それにブログメンバーも巻き込んでやろうと考えたった次第ですww


「キャリア」という言葉の定義は、
ともすれば「=転職」と解釈されることもありますが、それは全くの間違いです。

本来は、人生の目的や人生の目標に向かう「人生の轍」とも言うべきもの。
転職はその轍を整えるための手段だと考えることが重要です。


その轍が自分の大切にしている価値観や欲求、
性格・傾向と十分に沿うように理解しておく必要があります。


自分の価値観、人生の方向性を考える一つの指針として、
「キャリア・アンカー」という概念があります。


アメリカ・マサチューセッツ工科大学 名誉教授
組織心理学者のエドガー・H・シャインが提唱したキャリア開発における概念です。


人がそのキャリアを形成する上で、
どうしても犠牲にしたくないコンピタンスや動機、価値観を
8つに分類し、それを特定する問いを40項目設定したものです。


問いの内容は、
主に仕事に対する考え方と生活との関わりに対する意識を問うものです。


もちろん、その結果が自身の価値観すべてを包含できるとは言いませんが、
ひとつの指針として捉えることができます。


「自分のことなんだから自分がいちばん知ってる!」…?
そんな人にこそオススメかもしれません。


■解説:「キャリア・アンカー」とは(提供元:人事ポータルサイト『日本の人事部』)
http://jinjibu.jp/keyword/detl/458/
■キャリア・アンカー診断(提供元:株式会社ジェイック)
http://www.e-jinzai.co.jp/career_anchor/


「自分を知ること」
人間が歴史を記録し始めたころから続く永遠のテーマです。

ツールを利用して客観的目線から知ることも大切ですよ☆


私自身の「大切なこと」は、また次回。


そして、来月のテーマについては…
bluesunflowerさんお願いします!



 

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【今日の学び】
キャリアを考えることは自分を知って一歩目


【明日への一歩】
次回へつづきます〜


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2013年08月08日

【8月のテーマ】ゆめの移り変わり


 暦の上ではもう立秋ですが、
毎日とろけそうになってるnaoです。

とにかく暑い…
そんな中、これまた熱いテーマですが
今月のテーマ「ゆめの移り変わり」について書いて行きます。

はじめて自分の夢=なりたい何か、実現したい何かを
考えたのは小学校の卒業文集だったように思います。

「20年後、あなたはどんなことをやってますか?」という
テーマだったと思いますが、「弁護士としてかつやくしてる」と
書いた記憶があります。

何故弁護士だったかはわかりません。
中学卒業時には「警察官僚」と答えていたので、
大した理由はなかったんでしょうw
間違いなく『踊る大捜査線』の影響ですねww

ただ、今もキャリアアンカーを確認するたびに
私が大切にしたい価値観の要素でトップに位置するのは、
【奉仕貢献】。

金銭的な報酬よりも精神的なやり甲斐に喜びを感じる傾向が強く、
「自分の仕事にどんな価値があるのか?」
それを自分で見つけ、確立することでモチベーションを保てる、
顧客や周囲からの「感謝」にやり甲斐を感じる…

どうやらこれが私の価値観、職業観の中身のようです。

この前、京都の居酒屋で友達と飲んでいた時も
「生まれ変わったらどんな職業に就きたいか」という
質問を受けましたが、そのときも
迷うことなく「医者か自衛官」と答えました。

しかし、実はもうひとつ、
心のうちで目指していたものがありました。

日本史の教師です。

幼い頃、祖父母に太平洋戦争の話をよく聞かされていました。
戦争とその前後で何が起こったのか、
何故日本は戦争をしたのか、
日本にはどのような歴史があり、
戦った国々にはどのような歴史があり、
何故それらの国々と戦いをはじめたのか、
祖父母たちが戦後半世紀を経ても何故涙を浮かべて話すのか、
その気持ちを知りたくて、歴史の本を読み始め、
以来、20年以上歴史について様々な本を読んできました。

大学は経済学部に進学しましたが、
大学3年時に専攻として経済史を選び、
そのまま研究者の道に進もうとしていました。

しかし、専一に研究に没頭するのではなく、
歴史を学ぶ中で浮き彫りになってきた
日本史教育の矛盾や歪曲された事実、
思想思考のない教育方法…
今の日本にないのは、歴史と向き合う姿勢だ。
こうした日本の歴史教育に対する大きな疑問を解消し、
学生に対して古代から中世、そして近現代における
日本の歴史から何が学べるのかを伝えることで
未来を描いもらえるような教育がやりたい。

そんな思いを持つようになっていました。

しかし、研究室の恩師にこうした話をするなかで
現実の壁とその厚みを知ることになります。
義務教育の中学や公立高校はもちろん、
私立の高校においても様々な柵(しがらみ)があり、
君が思い描く教育には必ず邪魔が入る、君が辛い状況に陥る、と
また日本史だけ食べて行くのではなく、
歴史で学んだことを実社会で体現して行くことが
君の考え方に沿った道ではないか、と度々諭されました。

有名大学の史学科で教育の道を進もうとしていた
従兄弟や友人たちに史学研究の実態や学会の
今後の方針や実情を聞いたり、
彼らが教育実習で体感してきた教育現場の実態など
様々な情報を集める中でだんだんと
恩師のアドバイスの意味を知ることとなり、
大学院進学を中止して就職活動を始めました。

その後、経営者である父やバイトをしていて興味のあった
飲食ビジネスの影響で経営者を目指したこともありましたが
すべては後付け。

人の人生に貢献できる何か、
その国や地域に息づく普遍的な価値観と
その一部にある人々の職業観とそのデザインに対する興味が
合間って偶然ではなく必然的に今のHR業界での
仕事を選択したのだと思います。

ひとまず、史学で食って行くという道を見つめ直して
人材業界で働く今の夢は、人事や人材ビジネスに関わり、
組織経営における「ヒト」の領域で自分の立ち位置を
作り上げること。

そして、将来、自分の子供世代に
胸を張って職業観というを語り、
日本の歴史の体験をもとにして語り継げる大人になること。

これが私の今の夢です。

そのために必要なスキルや能力を開発することに躊躇はありませんし、
その基礎である思考力、これらを運用するために必要な思想や人間性といったヒューマンスキルも磨いていきたい。

それを共にやっていけるのかMeetUpの友人の皆さんだと考えています。

皆さんと出会えたことも、
自分が望んだ道を寄り道したり遠回りしながらも
いろんな人の助けを得ながら進んでこれたからだと感じています。

ゆめの形は常に変遷します。
ゆめや目標という実現したい何かを叶えるための方法、
つまり、戦略や実行案はその時々の状況に応じて
変化しなかれば前には進めません。

しかし、ここだけは曲げちゃいけない、曲げたくない
そんな気持ちをもって学び続ける何かを持つことが
大切なのでしょうね。







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大丸2今日の学び
自分を知ろう
自分が大切にしたいことは何かを知ろう

大丸2明日への一歩
叶えたいものがあるなら方法にこだわるな
現実を踏まえて次の一歩を

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2013年07月28日

【7月のテーマ】『住みたい街』…ここしかない!

こんばんは、naoです。
今月のテーマは『住みたい街』について。


「住みたい」と考えるには相応に
その場所で時間を過ごした経験が必要となると思うので

@住んだ経験のある街
A滞在期間が多く、住みたいと思った土地

以上の2点から考えてみます。

@住んだ経験のある土地や街は、福岡、東京、大阪の3大都市。
A滞在期間が長い街で云えば、佐賀、横浜、京都の順ですね。

福岡は生まれ故郷ですが、福岡市内ではなく、
JR特急で1時間程南部に下った筑後地方の出身です。
福岡は芸能人や文化人を多くの輩出した土地柄ですが、
私の生まれた街でいうと、陣内孝則がいます。
あと、昭和の大作曲家といわれた古賀政男は、僕の小学校の先輩。
隣町出身として北原白秋や妻夫木聡がいます。

高校時代を佐賀市内で過ごし、
男子校みたいな雰囲気で遊びまくりました。

その後大学時代を福岡市内で1人暮らしをして過ごし、
バイトで貯めた金で京都によく遊びにきていました。

就職で上京して5年間都内に住み、彼女が住む
横浜にもよく遊びに行きましたが、震災後、
大阪でのプロジェクト立ち上げに参画するために大阪に転勤。
暇さえあれば京都の鴨川べりのカフェでボーッとしているかんじです。

どの土地に対しても思いれがあります。

勿論、住みやすさや大切な人と過ごした思い出なども
その土地への好意に含まれますが、『住みたい』と感じる場所には
必ず『その土地に根差した伝統が今も息づいているということ』が大きな要素としてあります。

私は大学時代に都市の形成プロセスとその財政に関する
歴史がテーマだったので、調べていたのですが、
日本の大都市の特徴は、旧城下町であるか
江戸時代末期から明治初期に開港・開発された新興都市であるかの二つに大別されます。

どちらもそれぞれに新旧の歴史を抱えてはいますが、
私の場合は街並みや街の息遣いに古くから磨き上げられた気質という
伝統を含んだ街に魅力を感じます。

そして、もう一つの住みたいと魅力を感じる点は、『海に近いこと』。

私は京都が非常に好きで、今もよく遊びに行きます。
京都在住の友人でもあるmeteorさんからも
「京都に住めばいいじゃん!」とよく言われますが、
引っ越さない理由は海がないからですww

何とも単純な理由なんですが、
僕が生まれた土地は見渡す限りに田んぼが広がるただっぴろい筑後平野のど真ん中。
有明海に面してはいましたが、
全国随一の干潟が広がる内海で波打つ海原は見たことがありませんでした。
家族旅行で海原を見る度に感動してましたね。

さらに僕は本を読むので、大きな図書館やカフェがある都会が好き。

そうなると、東京、大阪、福岡、横浜に絞られますが、
街並の好みや住みやすさという点を加えると
抜きん出て住みたいと思う街は一つだけ。

 

福岡です。


生まれ故郷だから、という理由ではないのです。
福岡はおそらく日本で最も古い国際都市。

現在の都市圏も博多湾に面しては鳥が翼を広げるように
海岸線に沿って東西に開けています。
内陸側の南区、産業港湾の博多区や中央区を除けばどこでも海を拝めます。

そして、市内西南部には山が広がり、そこに登ると
都市を照らしつつ、海に沈む夕日、そして夜景を見渡すことができます。

鷲尾山という海に面した山で、中世には城郭があった場所ですが、
江戸時代に築かれた愛宕神社が勧請され、アメフト部時代に
大学のグランドから神社まで走りこみをやってました。



1.jpg

◆『全国の夜景スポット情報サイト』からお借りしました
http://www.nightview.info/yakei/detail/atagoshrine/

↑↑この夜景が見える神社から徒歩15分のところに住んでました。
はじめて登った山頂から眺めた時の感動は忘れもしません。


大学時代、彼女がいない時期でもひとりで眺めに行ったその景色は
食べ物の美味しさや、物価の安さ、親しみやすい土地柄を超えて、
僕が福岡に住みたいと理由のNo.1ですね。

そして、堺に勝るとも劣らない「商人による自治都市」としての
伝統と気風を止める博多の街と、街の象徴ともいえる祭り、夏の祇園山笠。

120525-photo03.jpg

◆『御供所.info』
→博多寺町の紹介ページからお借りしました。
http://www.gokusho.info/about/


いつかMeetUp大阪の親しい友人の皆さんをお連れしたいです。
で、そのあとは天神か博多湾でもつ鍋を囲んで一杯やるのは夢ですw

人口増加率は全国随一、住みたい街No.1ですが、
残念ながら企業の支社はあっても本拠とする企業は少なく、
決して市場規模が大きい土地ではありません。

しかし、福岡のポテンシャルは非常に高いものがあると思っています。
ITインフラも非常に広範囲に渡って整備されており、
また空港まで市内から地下鉄や車で20分程度。
日本一のアクセスの良さがあります。

京都企業のように地方に身を起きながら大成した企業も多く、
ぜひ福岡からもそういった企業が出ることを願って止みません。

私もいつかMeetUp福岡を立ち上げたいなとww
どういう側面で尽力できるか、自分の能力開発からですね。

グローバル化が叫ばれていますが、
国外に出ることがグローバル化ではありません。

たとえ、離れた場所で暮らしていようと、
自分が生まれた国や土地を誇ることができない人なんて、
あまり他国では見かけないように思います。
そんな人がいたとすれば、よほど悪い思い出しかないか、
あるいはその土地のことをよく知らないだけの無知だと思うんです。

自分が住みたいと土地で海外との繋がりも作り、
経済の一翼を担うことが真のグローバル化ではないでしょうか。



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ひらめき今回の学び
生まれた街、住みたい街は、自分が生きる「世界」と同じ

足明日への一歩
街を知ることは自分を知ることかもね?

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2013年07月02日

【6月のテーマ】これまで読んだ中で大好きな本 ベスト3

6月も終わり、いよいよ本格的な夏になりますね。
日焼けが大の苦手 naoですw

夏は涼しいとこで本ばかり読んでます。

ちょっと遅くなりましたが、6月のテーマでもある
「これまで読んだ中で大好きな本 ベスト3」について書いてみたいと思います。

まず、私がどのような本を読むかについてです。

基本的には、専門分野である「キャリア」と「歴史」を中心に本を読みます。

「キャリア」に関しては理論書からビジネス書まで、
基本的にはキャリアに関する何を知りたいかテーマを決めて買います。

「歴史」に関してはさらに幅広く、古書店を巡って古典や文献を読むこともあれば、
最近ほとんど読んでませんが、小説、果てはマンガに至るまで、自分が知りたいと
感じたことに従順に本を手に取ります。

ただ、私自身は「キャリア」と「歴史」が独立した異なる分野という認識はなく、
歴史からキャリア=生き方を学ぶのだと考えています。


日本経済の衰退を背景に、雇用の流動性が徐々に高まる中で、
転職を切り口として「キャリア」という言葉がありふれたものとなっていますが、
正しくその定義を言える方は少ないのではないかと思います。


「キャリア」とは何か。

アメリカのキャリア理論の大家 ドナルド・E・スーパーは、

「生涯において個人が占める一連の立場、
 または人生のある年齢や場面の様々な役割の組み合わせ」

と、定義しています。

つまりは、キャリアについて考えることとは
自分がどのような人生を歩みたいか
自分自身の人生そのものを考えることに他ならないのです。


転職経験の有無に関わらず、様々な人生の転機を迎えることで
皆さんもこのようなことを考えたご経験があるのではないでしょうか。


歴史における学びもまさにこれと同じだと思います。


個人の人生の営みと時の経過によるその集合集積の総和、その記録という無機的なものではなく、
個人の生き方に焦点をあて、彼らが何故その判断を下し、
何故その行動を行ったのか、綺麗な言葉でいえば「志」が何かを知り、
それがどのように形成され、どんな事績を残し、
後世にどのような影響を与えたのかを知り、
その個人の立場にたってその気持ちを味わい、物事を見ることです。


それによって「おもしろい」「感動した」という感想と感情をもつこと
これが最も大切なこと。


そして、次に「何故そう感じたのか」「自分はどうしたいのか」
そう自分に問いかけることで「学び」となります。

歴史を学ぶことで人の生き方とその意志に触れ、
自分がどのような生き方を望んでいて、
今後どのようなことをやろうと意思決定するか
それが仕事という切り口で考えたときに
職業観という言葉に言い換わるのだと考えます。


前置きが長くなりましたが、
「歴史」と「キャリア」という同一線上にある学びの分野で以下の3つの本を選びました。

【第3位】
『パール判事の日本無罪論』 田中正明 (小学館文庫)


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第二次世界大戦で軍事的に敗戦した日本に課せられた現実は、
国際法の下に世界に「侵略戦争を仕掛けた枢軸国」として
一切の弁明を許されずに処断される「東京裁判」でした。

しかし、果たして日本が法的に照らし合わせても、
自国の利益にのみ駆られて違法に仕掛けた暴挙だったのか。

東京裁判に派遣された異色のエリート
英領インド代表 ラダビノード・パール判事は、
戦勝国で形成された判事団の恣意的見解に対して
あくまで裁判官としての姿勢を貫き、事実を検証した上で
「日本を裁く法的地位は存在しない」という無罪論を
たったひとりで展開します。



戦争の真実を学ぶ意味でも貴重な本ですが、それ以上に裁判官としての誇り高い姿勢に魅入られる本です。


そして、裁判終了後も敗戦で呆然自失し、思想的にも文化的にも、
アイデンティティを失っていった日本人に対する励ましのメッセージ、
発展とは裏腹に敗戦によって失ったものを忘れた戦後世代に警鐘を鳴らすなど
公平な歴史感と人権に満ちた高潔な生き方に学生時代に何度も読み返しては涙しました。


【第2位】
『人望の研究』 山本七平 (祥伝社)


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2月に行われたキャリアセミナーで登壇した際に少しご紹介した古いビジネス書です。

戦後の日本社会をはじめとして、世界各国が企図した平等社会の実現は、紛れもなく人望主義的社会の到来を招くものと定義しています。

SNSの普及を契機として、企業や個人間の階級や身分といったものが消滅していく今後の社会は、完全な競争社会として機能していくはずです。


そして、競争における勝者とは、どれだけ多くの人に認められるかが唯一の評価軸であり、そこに人望が果す役割は、決定的なものではないでしょうか。


人望とは何か、そして人望を備えるための方法論への議論は必須であり、人望とは身につけられるものなのか。本書はこの問いに対する一つの答えを示しています。

昭和58年初版の本であり、題材とされた古典が時を超えて人に影響を与える普遍の真理だということを示した良書です。

これからの働き方と磨くべきスキルや能力を考えるためには、必ず読むべき本だと思います。



【第1位】
『竜馬が行く』 全8巻 司馬遼太郎 (文春文庫)


41HMEAKYQXL__SL500_AA300_.jpg読まれた方も多いのではないでしょうか。
歴史小説の大家・司馬遼太郎さんの代表作です。

私はこの小説をはじめて読んだのは小学生のときでしたが、
幼い頃の記憶に強烈に刻み込まれた1シーンがあります。

薩長同盟締結の前夜まで長州藩邸において同盟締結をどちらから言い出すか議論がつづく中、長州代表の桂小五郎は「死んでも長州から言い出すことはできない」と言い始めます。

第1次長州征伐や哨戦である蛤御門の変で長州に最大の被害を与えた仇敵 薩摩藩に自分たちから「同盟したい」とは口が裂けても言えない…
これが桂小五郎はじめ長州藩首脳陣の本心でした。


しかし、大事の折に藩論と意地にこだわる桂たちの姿勢に対する竜馬の怒りに、
その生き方と思想を込めて司馬さんは次のセリフで表現します。


「まだその藩なるものの迷妄が醒めぬか。薩州がどうした、長州がなんじゃ。要は日本ではないか。小五郎」
「薩長の連合に身を挺しておるのは、たかが薩摩藩や長州藩のためではないぞ。
 君にせよ西郷にせよしょせんは日本人にあらず、長州・薩州人なのか」


多分私は死ぬまでこの台詞を忘れることはありません。


「志をもて」という高尚なことを言いたいのではありません。小学生の私にそんなことが理解できたはずがありません。

「恩讐や意地、拘り、価値観の違いなど些末なことに囚われて大事なことを見落とすな」


これが竜馬くれたメッセージだと幼いながらに感じたのです。

人は,学校や会社を問わず、自分が感情のままに暮らしやすい村社会を作り、
ひとたびそこに安住するようになれば、自分たちの感情にそぐわない人や変化を促す人を暗に表に攻撃します。

人の排他性ともいうべきものですが、この変化を拒む意識は他人の価値観を認めず、
自分の小さな器にこだわり、人格の成長を阻害すると思います。


職場内だけでしか通用しない言葉、限られた友人たちの輪でしか理解されない笑い…
たしかに心地よいものかもしれません。


でも、それでいいんでしょうか?

転職においても、持ち運びできる能力(ポータブルスキル)が重要だとは言いますが、
転職の成否を決めるのは、所属する社会が変化してもその変化を吸収できる「価値観の弾力性」だと思います。

竜馬は人の社会で自分の姿勢をどう保つべきかを教えてくれたように思います。

高校時代や学生時代の友人関係、会社の人間関係においても
私自身がグループ同士をつなぐパイプになれたらいい…常にそう考えてきました。

私はまだ独身ですが、もし子供を授かることができたならこの小説をプレゼントしたいです。



自分の人生に影響を与えてくれる良書との出会いは、優れた先達を得ることに等しいと思います。
その教えを、友人や仲間と共有できることはこの上なく幸せなこと。

Meet Up 大阪 でも、不定期ですがたくさんの良書を持ち寄って読書会を開いています。

まだ、参加されたことのない方でも、是非気軽にご参加ください。

皆さんのオススメの本をおしえてください。


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ひらめき今回の学び
良書との出会いとは、優れた先達との出会い

足明日への一歩
自分の心に留まる本を紹介し合おう。
自分の器を育てるために。

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posted by nao_masterkey at 22:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | nao_masterkey | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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